FXで稼ぐためにはトレンドを掴むことが大切
EAのロジックをいろいろと考えているのですが勝てるEAを作るのは非常に難しいと実感している今日この頃です。よく言われることですが勝率に拘らずにいかにトレンドを掴むことが出来るのかということが大切なのでしょう。EAを作っているとついつい勝率に拘ってしまいがちなのですがもう少し大きな目で相場をチェックしていったほうが良さそうですね。小さな価格の動きに囚われているうちはまだまだひよっ子ということなのでしょう。
もちろん勝率は高い方がいいに決まっているし、勝率の高いEAは資金管理が楽なので使いやすいので本当は勝率が高いEAが作りたいのですが(笑)
とりあえず素晴らしいロジックのアイデアが生まれるまでは勝率の高さは諦めて思い切り勝率の低そうなEAを作っていきたいと思います。
そこで今回作ったのは小さいことに囚われずにビッグなトレンドを狙っていく男前なロジックを持ったEAです。ドル円の日足チャート用でストップロスはどーんと300pips、テイクプロフィットは1000pipsです。
エントリーロジックに使うテクニカル分析は移動平均線のみです。男らしいですね(笑)
でもこれだけではさすがに厳しいので、クローズロジックでポジションをクローズするようにしてあります。クローズロジックにかからなかった場合は1000pips儲かるというわけですから夢がありますね。
じっと我慢できる人じゃないと絶対無理かも
ちょっと最適化して2000年からのバックテストしてみました。実に17年間のバックテスト期間なのですが、利益の方は1万通貨単位で取引した場合は1万4千ドル程度です。年間800ドルいかないくらいの利益になりますね。でっかく儲けるといった割にはしょぼい結果になってしまいました(^^;)
トレード回数が387回と期間が長いわりに少ないのですが、全然取引しないわけではなくポジションを保有している期間が長いのでエントリーする回数が少なくなっていると考えた方がいいです。
ストップロスが300pips、テイクプロフィットが1000pipsなので含み損または含み益のポジションを常に持っているという非常に忍耐のいるトレードをしてくれるのです。裁量だったらかなり精神的に追い詰められそうですね(^^;)
特に途中で長いドローダウンとなっている期間がありますが、こんな長い間ドローダウンされたらふつうはEAを止めてしまいますよね。
そう考えるとビッグトレンド系のEAというのは儲かる可能性があっても、それを人間が邪魔をする可能性が高いのです。仮にこのEAを2000年から運用していたとしても私だったら途中で止めています(笑)
結局スキャルピングEAやデイトレのEAが人気なのはこういう事なのでしょうね。fx-onのEAを見ても長期で勝っているのはスイング系のEAが多いのですが、ちょっとドローダウンすると使わなくなっちゃう人も多いかもしれないですね。
EAファイルを置いておきますのでバックテストしていろいろと遊んでみてください。こういうビッグトレンド系のEAはドル円よりもポンド円の方が向いているかもしれないですね。ポンド円でいい成績が出たらこっそりとコメント欄で教えてください(笑)
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