Scal_USDJPYのドローダウンがひどいことになっていますが、スキャルピングは多かれ少なかれドカーンと負けることが多い戦略です。小さな利確と大きな損切りの組み合わせなので、たいていはエントリーポイントに近いテイクプロフィットにヒットすることが多いのですが、たまにエントリーした瞬間から逆行方向に進みそのまま回復しないまま損切りになってしまうこともあります。
やはり損大利小、コツコツドカーン型のEAは大きなドローダウンは付き物だと諦めておいた方がいいのかもしれないですね。
そんな弱点もあるスキャルピングEAですが、EAつくーるを使えば簡単に作成することが出来ます。EAつくーるのオプション機能にある「取引時間制限」を使えば動きの穏やかな時間帯を狙った逆張りスキャルピングEAだったらすぐに作ることが出来るのです。
逆張りの際に使うテクニカル分析はRSI、ストキャスティクスなどのオシレーターやボリンジャーバンドなどが無難です。
朝スキャシステムはスプレッドや約定能力のことを考えるとあまり気が進まないので、オシレータを使用した順張りEAを作成してみました。
使用するのは逆張りの定番インジケーターであるRSI(Relative Strength Index)です。
このRSIをどのように使うのか悩みましたが、今回は期間の異なる2本のRSIのクロスをエントリー条件として使用しています。
ドル円1時間足(TradeView MT4)でバックテストした結果は以下のとおりです。
今回はクロスだけをエントリー条件に使用していますが、せっかくRSIを使っているのでRSIのレベルも考慮することで騙しを減らすことが出来るかもしれません。また逆にクロスしたらクローズしたり、トレイリングストップで追いかけるなど様々な派生ロジックが考えられるので、システムのベースとして使えるかもしれません。
今回作成したEAは以下のリンクをクリックするとダウンロードすることが出来ます。
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