ゴゴジャンのEAをサクソバンク証券のMT4で走らせたらどうなる?約2か月間のフォワードテストを実施

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ついにサクソバンク証券のMT4がやってきた

狭いスプレッドと約定率の高さに定評のあるサクソバンク証券がついにMT4に対応してくれました。スプレッド勝負のスキャルパーにとっては今年一番の朗報と言ってもいいしょう。

もちろんEAによる自動売買にも対応しているのでスキャルピングEAを走らせるのには最適な証券会社です。スキャルピングEAを走らせなければサクソバンク証券を使う意味がないんじゃないというレベルかもしれません。なにしろホームページにスキャルピングEA大歓迎と記載されているほどなのですから(笑)

サクソバンク証券自体は以前からありましたがMT4が使えないことがネックとなり口座開設を断念していた人も少なくないと思います。そのような人にとってはサクソバンク証券のMT4対応は大きなニュースとなったことでしょう。

サクソバンク証券MT4とゴゴジャンのEAの相性をチェックできるキャンペーン企画

スキャルパーには魅力的なサクソバンク証券ですが、実際にEAを走らせてみたらどのような結果になるのか気になりませんか?

期間限定ではありますがサクソバンク証券のMT4上でゴゴジャンの人気EAを走らせて成績を競い合うという面白い企画がスタートしています。参加しているEAはなんとビックリ20種類にもおよんでいます。性格の違うEAが競い合う形となるのですが、個人的にはスキャルピングEAがどれだけ検討するのかに注目していきたいですね。

成績計測期間は2月19日から4月30日という非常に短い期間なのでトレンド系のEAは相場状況によって明暗が分かれてしまいそうです。もし計測期間中に大きなトレンドが発生した場合にはスキャルピング系の成績を凌駕することもあり得ると思います。短期決戦では運に左右される部分も大きいというわけですね。

それではEAの実力がわからないんじゃないかという疑問も湧いてくると思いますが、キャンペーン企画なので多めに見てください(笑)

結果うんぬんも大切なのですが苦手な相場でどのような負け方をするのかにも興味があります。今回成績の悪かったEAがどのようなトレードをしたのかを分析することでEAに対する理解が深まるはずです。トレンド系のEAがレンジ相場で勝てないのは仕方がありませんが、大きなドローダウンを回避する負け方もあるはずです。ストップロスに頼るのか、テクニカルクローズで積極的に損切りしていくのかは開発者の考え方次第ですし、ブレイクイーブンで耐えながらトレンドを待つという戦略を採用しているEAもあるかもしれません。

トレンド系EAの場合はレンジ相場でどのような振る舞いを見せるのかが非常に興味深いのです。

サクソバンク証券MT4での性能比較に参加しているEAは以下のとおりです。

シンプルブレイクアウト USDJPY(キラララ)

勝てる!超次元 Fx EURUSD(ミドル版)(freeman soft house)

勢いに乗るっす(れいに)

コペルニクス・ベーシックUSDJPY版(だぶるいー)

FOREX RANGE FREAK EURJPY(FOREX NEXT)

スキャルピングドラゴン V2(FX貴族)

Angel Heart Lono(エンジェル)

Salamander USDJPY M5(KML)

SPD for SAXO(TACA)

InstaFX(Alexa)

Flashes for USDJPY(Trader Kaibe)

NEO_Sca_Morning_USDJPY_turbo(ねこ博士)

Japanese RED(Oval Prime FX)

APATHY For USDJPY Lite(PANDA)

Legato USDJPY(Kei)

ダイナミックプロフィット(Wealth Tech Systems株式会社)

二刀流乱れうち(ヨッシー)

MultiLogicShot_EA(F-STYLE)

BeeOne_USDJPY(Bee)

Nemesis(ウェル)

注目しているEAはスキャルピングではねこ博士のNEO_Sca_Morning_USDJPY_turbo、FOREX NEXTさんのFOREX RANGE FREAK EURJPYの二つです。特にNEO_Sca_Morning_USDJPY_turboは最大ストップロスを200pipsという深い所に置いているのでリスキーなEAに感じてしまいますが、トレイリングストップを併用することでストップロスを引き上げていくので実際には怖いEAというではありません。同時保有ポジション数を3にすることで相場状況があえば積極的にトレードしてくれるはずです。

FOREX RANGE FREAK EURJPYは最大ストップロス50pipsのオーソドックスな設定のスキャルピングEAですが、テクニカルクローズにより50pipsに到達する前にどんどん損切りしてくれます。スキャルピングEAでいつまでも粘っているEAは好きではないのでエントリーから時間が経過し賞味期限の切れたポジションはどんどん切ってくれた方が好みなのです(笑)

またボラテリティーを考慮したロジックを採用しているので相場への適応能力も高そうです。今後どのようなトレードをしてくれるのか楽しみですね。

スイング系では勝てる!超次元 Fx EURUSD(ミドル版)が気になる存在です。最大ストップロス84pips、テイクプロフィット630pipsというとんでも設定に思わず頬をが緩みます(笑)

もちろんテクニカルクローズを装備しているので本気で630pipsを狙っているわけではないでしょうが、あわよくば的な野心が見え隠れするのは悪いことではありません。計測期間中にぜひいい波を捉えて欲しいものです。

まだ前半戦を折り返したあたりですが、今調子の悪いEAもこれから巻き返してくる可能性は十分にあります。サクソバンク証券のMT4と相性が良いのはスキャルピングEAだと思いますが、野心の見え隠れするスイングトレーダーも控えているので今後の展開から目が離せないですね。

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