順張りでも逆張りでも使える便利なインジケーター
ボリンジャーバンドと言えば移動平均線、RSI、MACD、ストキャスティクスに並ぶテクニカル分析派に大人気のインジケーターです。
ボリンジャーバンドは、移動平均線を中心に、上下に標準偏差を加えたラインを表示するインジケーターです。これを見ることで、現在の価格が平均からどれだけ離れているのか、そしてボラティリティ(価格変動の大きさ)がどのくらいなのかを簡単に把握できるんです。
私もボリンジャーバンドは大好きで自作のEAでも利用することが多い気がします。
エントリーのトリガーとしてはバンドウォークを使った順張り、外側のバンドに触れると跳ね返る性質を利用した逆張りなどで活躍してもらっています。
フィルターとしてはボラティリティの高さをはかる目的で使用しているのですが非常に効果が高いと思います。
様々な使い方があるボリンジャーバンドですが、みなさんがお使いになるときはどのような使い方をしているのかとても気になります。
価格がバンドの外に出る確率が低いという性質を利用
今回作成するEAは、ボリンジャーバンドを使った逆張りの自動売買システムです。逆張りとは、価格が大きく上昇したところで売り、大きく下落したところで買うという手法のことです。
具体的には、以下のようなルールに従って取引を行います。
【買い取引(ロング)】
- 価格がボリンジャーバンドの下限(ロウアーバンド)に触れたら、買い注文を出します。
- 価格がボリンジャーバンドの上限(アッパーバンド)に触れたら、買い注文を決済します。
【売り取引(ショート)】
- 価格がボリンジャーバンドの上限(アッパーバンド)に触れたら、売り注文を出します。
- 価格がボリンジャーバンドの下限(ロウアーバンド)に触れたら、売り注文を決済します。
これだけだと、損失が大きくなってしまう可能性があるので、以下の2つの指標を追加します。
- ストップロス:損失を最小限に抑えるため、一定以上の損失が出たら強制的に決済する価格水準を設定します。
- テイクプロフィット:利益を確定するため、一定以上の利益が出たら自動的に決済する価格水準を設定します。
以上が、今回作成するEAのロジックになります。非常にシンプルでわかりやすいロジックだと思いますが、どうでしょうか?
フィルター不使用のフレッシュなエントリーが魅力
このロジックはトレンドフィルターを使用していないので勝率が非常に低くなります。
勝率は低いよりも高いほうがいいのですが、低くてもトータルで勝てるEAはありますし、高くてもトータルでは負けてしまうEAもたくさんあります。。
勝率だけにこだわると大切なことを見逃してしまうことになりかねません。
フィルター不使用(=トリガーが発動したら下降トレンドでもロングエントリーする無鉄砲なロジック)なのでかなりやんちゃなトレードをしますが温かい目で見守ってあげてください。
ごく稀にトレンドの初動を捉えるというラッキーに巡り合えるかもしれません(笑)
ボリンジャーバンドがスクイーズしたに後は大相場を取れるチャンスです。
ぜひ素晴らしいセッティングを見つけてみてください。
以下のリンクからダウンロードできます。
【MT4版】
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