気が付けばドル円のEAばかり
なんだか休日の趣味がもっぱらEA作成になってしまったのはある意味寂しいのですが、個人的にはこのような休日の過ごし方は嫌いではありません。というわけで今日もEAを作っております(笑)
さて最近かなりの数のEAを作ったのですがそのほとんどがドル円だったということに気付きました。私がFXを始めた頃と言えばポンドドルばかりをトレードしていてドル円なんかはキャリートレードの対象としてしか見ていませんでした。
しかし最近フォロワーさんからポンドル用のセットアップを教えていただいたことをきっかけに再びポンドドルの魅力に気付きました。
「そうだ、俺の原点はポンドルなのだ!」
ポンドルの相性はケーブル、そのケーブルを樋口カッターばりの切れ味で切り刻もう!
新しいEAの名前は「ケーブルカッター」にきまりました(笑)
とりあえずEAの名前だけは決まったようで一安心です。
CatFX50トリオの切り込み隊長
CatFXというトレード手法は古くからMT4をやっている人なら一度は聞いたことがあると思います。
この手法はMT4の巨大掲示板(Forum)であるForexTSDのスレッドから生まれています。ロンドン時間が始まってからの動きを捉える手法で、ポンドドル、ユーロドル、ドルスイスの通貨ペアを監視しながらトレードしていした。
3通貨ペアともストレートなのでポンドルとユロドルは同じ方向に、ドルスイだけは逆方向に向かうわけなのですが、当時はポンドルが最初に動き出し他の通貨ペアを引っ張るようなケースによく遭遇しました。いわば切り込み隊長的な動きをしていたわけですね。
そんな経験からからか私の中ではポンドルこそがキングオブ通貨ペアとして強烈に印象に残っています。
ポンド円のEAはここ数年の間にかなり作ったので、今回はキングオブ通貨ペアのポンドドルのEA作成に全力を注ぐことにしました。
キーワードはシンプルエントリー
トレード回数をなるべく稼ぎたかったのでエントリーロジックは極力シンプルにすることを心掛けました。趣味がカーブフィッティングの私としては不本意なのですがエントリーロジックで調整できるパラメーターは1個だけです。面倒くさいのでタイムフィルターも使っていません(^^;)
エントリーロジックをシンプルにすると、かなりいい加減なところでエントリーするようになります。そこで必要になるのは優れたクローズロジックです。ケーブルカッターはエントリーロジックよりもクローズロジックに重点を置いたEAなのです。
バックテスト結果
トレード対象通貨ペアはポンドル、タイムフレームは30分足です。
パッと見は悪くない成績のように見えます。しかし注意して欲しいのはバックテスト時のスプレッドです。
ここだけの話ですが10point(=1pips)なのです。いくらなんでも自分に甘すぎるだろ(笑)
もちろん平時のポンドルのスプレッドが1pips以下のブローカーは存在しています。しかしそうした1pips以下のブローカーでも時間帯によってはスプレッドを拡げてくるのはもはや当たり前になっています。
ここでケーブルカッターのトレード時間帯を見てみましょう。
タイムフィルターを使っていないにも関わらずなんとも微妙な時間帯でのエントリーが多いように見受けられます。スプレッドが拡がった時はスプレッドフィルターによりエントリーしないことになるので実際のトレード回数はバックテストよりもだいぶ減少することでしょう。
ケーブルカッターのパラメーターについて
マジックナンバー = 65515295; //マジックナンバーの設定
ロット = 0.10; //トレードするロットの設定
ストップロス = 100; // ストップロス (pips)の設定
テイクプロフィット = 200; // テイクプロフィット (pips)の設定
スプレッドフィルター= 25; // スプレッドフィルター (points)の設定
エントリーレベル = 2; // エントリーの調整を行います
イグジットレベルA = 5; // イグジットの調整を行います
イグジットレベルB = 18; // イグジットの調整を行います
イグジットレベルC = 2; // イグジットの調整を行います
ケーブルカッターのダウンロード
なかなか良さげなロジックだと思ったのですがタイムフィルターで早朝のトレードを弾いた状態でロジックを練り直した方が良さそうな気がしてきました。
とりあえず今回作成したEAはフォーラムの方でダウンロードできますので、気になった人はダウンロードしてお試しくださいませませ!
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