バイナリーオプションは勝率50%では儲からない
バイナリーオプションとは現在のレートが判定時間までの間に上に行くのか下に行くのかを予測する金融商品です。ハイローオーストラリアに代表されるハイロータイプのバイナリーオプションの場合はほとんど丁半博打のようなものなのでほぼ50%の確率で当てることが出来るはずです。そのため初心者でも簡単に儲けることができそうなのでいまだに人気があるようです。
しかし実際に初心者でもそんなに簡単に儲けることが出来るのかというと世の中そんなに甘くは出来ていませんでした。実はペイアウト率の存在により勝率50%では儲けることが出来ないというカラクリがあるのです(^^;
このペイアウト率こそがバイナリー業者の儲けの部分でもありますので、生ぬるい目で見守ってあげてください(笑)
ではペイアウト率によって損益分岐点(利益を出すために必要となる勝率)はどのように変化していくのでしょうか?
ペイアウト率100%(2.00)→50%
ペイアウト率90%(1.90)→52.63%
ペイアウト率80%(1.80)→55.56%
ペイアウト率70%(1.70)→58.82%
ペイアウト率を100%に設定している太っ腹な業者にはまだお目にかかったことがありません←当たり前かw
ペオアウト率100%のことはひとまず忘れてペイアウト率90%の時に必要な勝率を見てみましょう。
必要勝率→52.63%
これならなんとかなるのではないでしょうか?
スキャルピングEAなんか勝率90%近いものがゴロゴロしていますし・・・
そんなふうに簡単に考えていた時代が私にもありました(T_T)
テイクプロフィットで利確したり、テクニカル要件でクローズすることが出来るFXではこの程度の勝率は簡単に実現可能なのですが、バイナリーオプションではそんなに簡単にはいかないのです。
検証用のEAを作ってFXで高勝率を叩き出すロジックをバイナリーオプションで試してみましたが、52.63%を超えるロジックを考え出すのには結構苦労します。ましてや55.56%超えのロジックを作ろうとしたらそんなに簡単にはいかないかもしれません。
バイナリーオプションの難しさは、時間で勝負が決まってしまうからなのではないかと思います。テイクプロフィットやテクニカルクローズを使えばプラスになった時に決済する事ができますが、判定時間になったら強制的にクローズされるバイナリーオプションではプラスだろうがマイナスだろうが関係ありません。
逆張り系インジケーターで相場のリズムを掴もう
いかに判定時間ジャストでの価格の位置を予測するのか、相場のリズムを上手く掴んだトレーダーしか生き残ることは難しいと言ってもいいでしょう。
FXで相場のリズムを掴むためにはオシレーター系のインジケーターがオススメです。オシレーターは一定のリズムで波を作ることが多いので、売られすぎ、買われ過ぎを利用してうまく波に乗ることで勝利へ一歩近づくことができそうですね。
逆張り系のインジケーターは数多くありますが、バイナリーオプション用で使えそうなインジケーターを探してみるとさほど多くはないようです。
逆張り名人は複数の逆張り系インジケーターを組み合わせてシグナル表示
そんな中で最近気になっているインジケーターがひとつあります。「逆張り名人」という逆張りに特化したシグナルインジケーターです。名前見ればどんなものか想像できてしまうところにネーミングセンスを感じます(^^)
逆張り名人ではボリンジャーバンド、RSI、CCI、ADXのインジケーターを組み合わせて使用することが出来ます。各インジケーターにはオン・オフ可能なスイッチが付いているので好きな組み合わせでの売買サインを表示させることが可能です。
インジケーターで調節可能なパラメータは以下のようになっています。
- 出来高の上限値
- マーチンゲール法の回数
- ボリンジャーバンドのゾーン
- RSIの買いすぎ、売られすぎゾーン
- CCIの買いすぎ、売られすぎゾーン
- ADXの上限値
組み合わせと設定次第では逆張りインジケーターとしてはかなり強力なものが出来そうですね。
このようにチャート上に矢印が表示されるので、トレード手法の研究にも役立ちます。おそらく逆張りだけでは勝率を上げることが難しいと思うので、エントリー時間を制限した上で検証した方がいいかもしれません。
※逆張り名人ver.2ではタイムフィルターが実装された模様です。
もしくはトレンドフィルターを併用してトレンドの方向にのみ逆張りするなどのルールを追加するのも効果的かも。
逆張り名人はシンプルなインジケーターですが、アイデア次第では強力な武器になることは間違いありません。バイナリーオプション経験者は自分なりの手法を持っているのでこのようなツールは必要ないと思いますが、バイナリーオプション初心者にとっては良き水先案内人となてくれることでしょう。
逆張りシグナルインジケーターがどのようなものか初心者の人でもイメージできるようにRSIバージョンを作成してみました。
逆張り名人の場合はRSIだけではなくボリンジャーバンド、CCI、ADXを組合せてシグナルを表示するという点が凄いですね。
RSI逆張りインジケーター(フリー)は以下のリンクからダウンロードできます。
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