簡単なロジックを試したいときにはEAつくーるでサクッと!
ボケーっとしているときにふと売買ルールのアイデアが閃くことも多いのではないかと思います。そんな時に便利なのがEAつくーるです。
プログラムが出来ない人でも代表的なテクニカル分析を使ったEAを簡単に作成することが出来る非常に便利なツールです。
ちょっと古臭いデザインなのでなんとなく取っつきにくいと感じる部分もあるのですが、慣れてしまえばものの数分でEAを作成することが出来るので手放せなくなっている人も多いようです。
ソースコードが出力されるのでMQLを勉強したいと思っている人にもおすすめします。
移動平均線とRSIを使った簡単なロジック
今回はトレンド系テクニカルの王様である移動平均線と逆張り系の代表的なインジケーターとして人気の高いRSIを組み合わせたEAを作成してみました。
移動平均線というテクニカル分析はすべてのテクニカルの基本になっているのではないかと思えるほど様々な使い方があるのですが、今回は短期・長期2本のラインをつかったトレンドフィルターとして活躍してもらいます。
移動平均線で2本のラインを使用する場合はクロスをエントリーのトリガーとして使うことが多いと思います。移動平均線のクロスを使ったロジックはトレンド相場ではかなり強いのでトレンドの発生しやすい通貨ペアとの相性は抜群です。
今回はトレンドフィルターとして使うので短期線、長期線の2本の位置関係に注目していきます。
もう見れば一目瞭然ですね。
短期線が長期線よりも上にある時は上昇トレンド、逆に短期戦が長期線よりも下にある時は下降トレンドになります。
2本の移動平均線を使ったトレンド判定は非常に簡単なのでEAつくーるに入力するのもあっという間です。
トレンド判定が完了したらトリガーをどうするのか考えてみましょう。
トレンド発生時の押しと戻りを狙うという発想をするならば組み合わせるのはやはり逆張り系のインジケーターがお勧めです。
そして逆張りと言えばRSIの出番になるわけですね。
RSIは売られ過ぎと買われ過ぎを判断するオシレーターなので、上昇トレンド発生時に売られ過ぎを検知したら買いエントリー、下降トレンド発生時に買われ過ぎを検知したら売りエントリーというわかりやすいロジックが誕生するのです。
RSIの売られ過ぎの入力は以下のようになります。
全体ロジックはこんな感じになります。
売買条件1 : 1本前の期間8の単純移動平均線 > 1本前の期間20の単純移動平均線の場合、買いエントリー
売買条件2 : 売買条件1に加えて2本前の期間10のRSI > 30
売買条件3 : 売買条件1に加えて1本前の期間10のRSI < 30
売買条件4 : 1本前の期間8の単純移動平均線 < 1本前の期間20の単純移動平均線の場合、売りエントリー
売買条件5 : 売買条件4に加えて2本前の期間10のRSI < 70
売買条件6 : 売買条件4に加えて1本前の期間10のRSI > 70
ストップロス:100pips
テイクプロフィット:100pips
なんともシンプルなロジックです。
オプション機能で一本のローソク足でのエントリー回数制限にチェックをいれておきましょう。
ユーロドル1時間足でバックテストするのとこんな感じになります。最適化するともう少し滑らかになるかもしれませんが、面倒なのでやりません(笑)
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