総トレード数2万回超えのドル円用トラップ&リピート型EA Endress repeat

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MonikaP / Pixabay

トラップリピート型のEAは人気があるようでいまだに新作も

自作EAでトラップリピート型のEAを作成したことはないのですが、けっこう人気があるようでゴゴジャンにも新作が登場していました。

今回見つけたドル円用のEndress repeatは最大ポジション数100を誇る高頻度トレードが特徴のEAとなっています。どのくらいの頻度でトレードするのかということでストラテジーテスターをチェックしてみるとなんとビックリ約19年間でその総数は25,490回にも及んでいます。

年間1,365回、月間113回ものトレード数はpipsバックシステムを使用している人にとっては魅力的に映るのではないでしょうか。

Endress repeatのバックテスト結果を見てみよう

Endress repeatの検証期間は2000.01.01~2018.12.31と約19年間にも及んでいます。これだけの期間での検証をクリアしたEndress repeatはどのようなEAなのでしょう。

Endless repeat

通貨ペアはドル円で5分足チャートで動作するEAでトレードスタイルはスイングトレードです。

最大ポジション数は100、テイクプロフィットは200pipsで損切りはもちろんありません。

どのくらいの間隔でトラップを仕掛けていくのかを見てみましょう。

ぱっと見で20pips前後の幅でトラップを仕掛けていくようですが、他のトレードを見るとかなりバラツキがあるので固定pipsだけで仕掛けているわけではないのかもしれません。一方のクローズはテイクプロフィットだけなので200pips固定になっています。

やはりドローダウンは大きめで 46762.92ドルの純益に対して最大ドローダウンは28816.70ドルとなっており、資金管理が重要なEAであることがわかります。含み損を持っている期間も多いので短期運用で稼ぎたいというトレーダーには向いていないEAです。

一方で長期で運用していれば含み損のポジションもいつかは決済される可能性が高くなります。そういう意味では運用には忍耐を要するEAで結果をすぐに求めていたら胃が痛くなる可能性大です(笑)

損切りしないEAなので99.99%の高勝率を誇ります。2回負けているのはバックテスト最後のトレードで強制的にストップさせているからでしょう。このタイプのEAは勝率を語っても意味がないのですが、100%に近い勝率というのは気持ちの良いものです(笑)

一点だけ気になることが

今まで言おう言おうと思っていてなかなか言えなかったことがあります。おそらくなんとなく気付いている方もいるとは思いますが(^_^;)

EAの説明ページ中にバックテスト全期間のチャートが貼ってあります。このチャートの画像を見て不自然な部分があることに気付いた人がいるかもしれませんね。

赤い楕円で囲った部分に注目してみてください。

ドル円91円以下のトレードが一切ないことに気付きませんか?

最大ポジション数の100を超えたから新規のエントリーがないのか、あえて91円を加減とした価格フィルターを使っているのかどちらかだとは思うのですが謎です(笑)

最大で約2年半の間新規エントリーがありません。この辺の明確な理由はわかりませんが、辛い2年間になりそうです。

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