ストップロス30pips、テイクプロフィット10pipsの低リスクシングルポジションEA STAR CANYON[EURJPY]

fx−on
KeYang / Pixabay

ストップロスの小さいEAに強い憧れ

たまにロジックのアイデアが閃くとEA化して検証するのが習慣になっているのですが、作ったEAはたいてい使い物にならないものばかりです。いいアイデアだと思って作っても実際には自分のイメージとはかけ離れたトレードをすることが多く、期待通りのパフォーマンスを発揮するEAはほぼありません(^_^;)

そんなハッピーなEAライフを過ごしている私が憧れているのが小さいストップロスのくせに右肩上がりの収益曲線を描いてしまうEAです。なんでストップロスが浅いのに勝ててしまうのか不思議で仕方がありません。

やはりそこには私如きではわからない秘密のロジックが存在しているということでしょう。

ストップロス30pipsのスキャルピングEA

その極意を掴むべき今回白羽の矢が立ったのはストップロスがわずか30pipsという恐るべしEA STAR CANYON[EURJPY] です。

テイクプロフィットも10pipsと近い位置に置いているのでスキャルピングEAという位置づけでいいのではないかと思います。

ユーロ円の5分足で動作するこのEAは嬉しいことにシングルポジションで勝負するという男らしさが溢れ出しています。低リスクで初心者にも優しい包容力がこのEAの最大の売りなのです。

バックテストは2005年1月12日から2019年1月9日までの13年間という長期に渡って行われています。純益は20,291ドル、最大ドルーダウンは1,929ドルとなっています。

総トレード数は1037回とちょっと少なめなので、ポジポジ病に感染している人にとっては物足りなく映るかもしれません。勝率は80%以上を確保しているので負けが続いてブルーな気持ちになることは少ないでしょう。

最大の連敗数は3なので半月程度ブルーな気持ちを我慢すれば1回は勝ってくれます(笑)

EAのパラメーターを見るとRSI、移動平均線、ボリンジャーバンドを使っていることがわかります。スキャルピングEAの基本3セットで武装しているのでオーソドックスなロジックを採用しているのではないかと想像できます。

MAGIC:マジックナンバー
Lots:ロット
StopLoss:ストップロス
TakeProfit:テイクプロフィット
Slippage:スリッページ
COMMENT:コメント
Max_Spread:MAXスプレッド
RSI_Period:RSI設定値
MA_Period:移動平均線設定値
BB_Period:ボリンジャーバンド設定値
BBDev:ボリンジャーバンドの標準偏差の倍率設定値
TrailingStopPoint:トレーリングストップ値

さらに目を引くのがトレイリングストップの採用です。10pipsという非常にタイトな間隔で追いかけていくので負けトレードでも30pipsのストップロスにかかることはめったにないはずです。

そう思ってバックテストを見たらトレイリングストップ動作していないみたいです。負けトレードは普通に30pipsのストップロスに掛かっていました(^_^;)

TrailingStopPoint=10;とは一体何を意味するのかは購入してみないとわからない秘密のキーワードなのかもしれません。ということでトレーリングストップの件は忘れてください(笑)

フォワードテストはこれから

1月21日に公開されたばかりなのでフォワードテスト結果はこれからのお楽しみになります。トレード回数が少なめのEAだけにちょっと待たされるような予感がします。

フォワードテストがスタートすれば先程のトレイリングストップの疑問も解決すると思うので楽しみに待ってみることにします。

SL30pips、TP10pipsのEAって盲点だったなあと思いつつ特にアイデアも沸かないので真似することすら出来そうにありません(^_^;)

せめてSL50pipsのスキャルピングEAならなんとかなりそうな気がしないでもないけどやっぱ無理なんだろうなあ。

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