以前の記事で紹介したことのあるユーロドル用の利大損小EA「利大損小百花繚乱EURUSD」が7月に入ってから調子を落としています。
利大損小百花繚乱EURUSDの基本的な考え方は74pipsという浅めのストップロスで損失を限定した上で、トレイリングストップで利益を伸ばしていこうという考え方です。損失が限定されているデイトレード~スイングトレードなので一発で口座を吹き飛ばすような破壊力はありません(笑)
しかし、連続してストップロスにかかってしまうような相場が続いたときには収益曲線は徐々に落ち込んでいきます。
百花繚乱EURUSDの7月からのフォワードテスト結果を見るとちょうどその状況に陥っているようで14万円程度のドローダウンという結果となっています。
大きく足を引っ張っているのは7/5と7/11のトレードでそれぞれ74,364円と60,649円のマイナスになっています。それ以外の負けは数百円から数千円程度なのでトレイリングストップあるいは利確ロジックがうまく機能しているのかなという感じです。
フォワードテストのグラフを見ると大きく負けているように見えるのですが、実際に負けているのは百数十pips程度なのでたいしたことはありません。なんでこんなに大きく負けているように見えるのかなと思ったら百花繚乱EURUSDのトレードロットは1ロット(10万通貨単位)だったんですね。
肝心なところを見逃していました^^;
というわけでpipsで考えた場合には今回の落ち込みはたいしたドローダウンではないということがわかります。
0.1ロット(1万通貨単位)でトレードすれば1万4千円程度のドローダウンですんでしまうわけですね。41,182円の総利益にたいして14,777円のドローダウンと置き換えるとこのEAに対する見方もまた違ったものになってくるのではないでしょうか。
ピンチのあとにチャンスあり!百花繚乱EURUSDが今後この負けをどのように取り戻していくかが楽しみになってきました。ここで踏みとどまり収益曲線を元に戻すことが出来ればこのEAの評価はさらにアップするはずです。
トレイリングストップはドローダウン低減のために有効な手段になり得るのですが、エントリー後に順行することがないと効果を発揮できません。相場の動きがEAのエントリーロジックとマッチしなかったのが一時的なものであるならば、今回のドローダウンを心配する必要はないと思われます。
逆にユーロドルの動きがEAの思惑とずれてきているのであれば、エントリーロジックの微調整などが必要になってくるのかもしれませんね。
コメント
少し解析してみた
バックテストのグラフだけだと見えないが月単位でのマイナスはぽつぽつあるし
大きな損失は同じくらいで定期的?に出ている
ただチャートポイントを目視で見ると奇妙に見えるくらい小さな損切りと大きな損切りの混在
スキャルロジックが混在してるようにも見える
と言うか全体としてスイングらしくないかな?