一目均衡表のシンプルなEAを作ってみました
私の大好きな一目均衡表を使ってEAを作ってみました。
一目均衡表は主にトレンドフィルターとして使うことが多く、移動平均線の次に利用頻度の多いインジケーターかもしれません。使ったことのある人ならわかると思うのですが騙しも少なくかなり優秀なパフォーマンスを発揮してくれます。
ご存知の通り一目均衡表には、転換線、基準線、先行スパンA、先行スパンB、遅行スパンの5本のラインがあります。個人的にEAとして作りやすいのは転換線と基準線の2本で、2本の位置関係だけでなくクロスも機能してくれるので非常に助かっています(笑)
特にスイング系のEAが好きな方は一目均衡表に注目してみるとEA作りが楽になるかもしれません。
今回作成したEAもスイング系のEAです(^^;)
最近はMT5がアヴァトレードやOANDAの影響で盛り上がってきている(??)のでMT4ではなくMT5用のEAにしてみました。需要があればMT4用を作成してもいいのですが、それほどパフォーマンスがいいわけではないのでおそらく需要はないでしょう(T_T)
せっかくだから一目均衡表オンリーで
ロジックをどうするか非常に迷ったのですが、せっかくなので一目均衡表オンリーで作ってみました。
パラメーターはデフォルト設定のままなので、最適化するともっとパフォーマンスが上がるかもしれません。
利益確定のためのテクニカルクローズは搭載しておらず、エントリー後はテイクプロフィットにヒットするかストップロスにかかるのかハラハラドキドキしながら待つことになります。
スイング系のEAなのでリスクリワードは3くらいがいいかなというわけで、ストップロス100pips、テイクプロフィット300pipsという設定にしてあります。
通貨ペアはポンド円、1時間足を使ってバックテストしました。
キレイな右肩上がりとまではいきませんが、ジグザグしながらも右肩上がりで推移していくあたりは一目均衡表のポテンシャルの高さゆえなのではないかと思います。
勝率は30%に満たない負けてばっかりのEAですが、ロジックをもっと作りこむことでさらなるパフォーマンスアップが期待できるのではないでしょうか。さすが一目均衡表!
ゴゴジャンにも一目均衡表を使っているEA
1分で考えつくようなロジックでもなんとなく右肩上がりにしてしまう一目均衡表のポテンシャルの高さ、気が付いているのは私だけではありません・・・当たり前か(笑)
実はゴゴジャンのサイトにも一目均衡表を使ったロジックを採用しているEAがいくつか出品されていますので、その中でも気になったEAを紹介いたします。
毎日1回決まった時間でのトレードということなので、常にトレードしてなくちゃ嫌だー!というポジポジ病の人にナイスな処方箋になりそうです。毎日一回エントリーするという考え方でEAを作成した経験がないのでロジックは全く見当がつかないのですが、一目均衡表はトレンド判定に使われているのではないかという気がします。
大きなトレンドに逆らわないために一目均衡表でトレンドの方向をチェックしているのではないでしょうか。
2015年11月30日に販売を開始してから現在まで調子を維持しているのは一目均衡表の優れたトレンド判定能力が寄与している可能性が少なからずあるはずです←たぶんw
ぜひ最適化して良いパラメーターが見つかったら教えてください(笑)
今回作成したEAはフォーラムの方にアップしておきますので、興味のある方はダウンロードしてテストしてみてください。
最適化機能に定評のあるMT5ですので、「始値のみ」で最適化すれば様々なパラメーターを試してもそれほど時間がかからないはずです。
もし、良さそうなパラメータが見つかったらフォーラムの方へ書き込んでいただけると嬉しいですね。
次回はこのEAにブレイクイーブン(建値決済)を追加したらどうなるか試してみたいと思います。
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