スキャルピングの基本は逆張り!しかしトレンドには要注意!
FXで人気の裁量トレード手法と言えばまず最初に思い浮かぶのがスキャルピングです。
1分足、5分足などのチャートを使って数pips~10pips程度を短期間に抜いていく非常に効率の良い手法で、エントリーとイグジットが決まった時の爽快感は格別なものがあります。
スキャルピングを効率的に行うためには相場の波を的確にとらえることが重要になります。
下の画像はボリンジャーバンドにより相場の波を捉えようとしたものですが、レンジ相場では非常に有効に機能していることがわかります。
またRSIやストキャスティクスなどのオシレーターを使って相場の波を捉えるのもいい方法でですね。
おそらく多くのスキャルパー達がボリンジャーバンド、RSI、ストキャスティクスを使った独自のトレード手法を編み出しているはずです。
しかし、悲しいことに逆張りだけで勝つことは非常に難しいというのが現実です。
なぜ逆張りだけでは勝てないのか?
そうです、逆張りにはトレンドという最大の敵がいるからです。
例えばボリンジャーバンドの-2σによる逆張り中にトレンドが発生した場合、どのようなことが起こってしまうのでしょうか。
下の画像のように下降トレンドが発生してしまうと、シグナルインジケーターは買いシグナルを出し続けることになります。このシグナルに忠実に従ってしまうと恐ろしい連敗地獄にはまってしまうのです。
ボリバンやオシレーターを使ったシンプルな逆張りトレードはトレンドが発生していない状況では連勝するのですが、一度トレンドが発生してしまうと連敗の危険性が高くなります。そのためスキャルピング初心者は細心の注意を払ってトレードする必要があるのです。
トレンド発生時の騙しのシグナルを避けるために有効なのがトレンドフィルターです。さきほどの逆張りインジケーターに移動平均線を組み合わせるだけでもかなり効果が見られるとはずです。
というわけでボリンジャーバンドのシグナルインジケーターをちょっと改造して移動平均線の傾きをフィルターとして組み込んでみました。
下の画像を見ると騙しのシグナルが2回ほどありますがそれ以降は買いシグナルは出ていません。
このように逆張りシグナルインジケーターにトレンドフィルターと組み合わせることは非常に効果的です。
逆張りに特化したインジケーター「ScalpingG」
しかし初心者のスキャルパーにとってトレンドフィルターの使いこなしは非常に難しいと思います。出来ればシンプルなシグナルインジケーターに従ってスキャルピングをしたいはずです。
そんな時に便利なのが逆張りスキャルピングに特化したインジケーターです。
今回紹介するのはScalpingGというインジケーターです。
このインジケーターの特徴はなんと言ってもチャートの天底を狙っていくという一点に集約されるでしょう。
だましを排除するロジックを改良しましたのでさらにだましが減りました。
だらだらと下げ続ける(上げ続ける)相場を判断する手法を使って、こういう状況では極力サインを表示しないようにしました。
これによってサインの数が減りましたが、別のロジックを追加してサインの数を増やすように調整しました。
以前よりもさらにサインの精度が上がり、かなり使えるインディケータになったのではないかと思います。
この説明文を見る限りトレンドフィルターが搭載されていることは確実でしょう。少し厳しめのフィルターを採用しているためにシグナル発生数が減少してしまったようですが、これを補うために新たにロジックを追加してシグナル発生数を増やしています。
また別途インジケーターを使用した決済方法も紹介されているので、シグナルに従ってエントリーをしたけれどどこで決済していいのかわからないような初心者にも安心です。
様々な時間足で使用できるので、スキャルピング以外にも活躍の場はありそうですね。
実はハイロータイプのバイナリーオプションに最適
このインジケーターはスキャルピング用ということで開発されたようですが、実はハイローオーストラリアなどのハイロータイプのバイナリーオプションのエントリー用に最適なのではないかと思います。
トレンドフィルターによる騙しの少なさはバイナリーオプションの逆張りエントリーで連敗続きのトレーダーの強い味方になりそうです。
さらにトレードする時間帯を絞り穏やかな動きの時間帯を狙うことで、バイナリーオプションでも十分戦うことが出来そうですね。
コメント
色々と相談したいのですが、連絡はどうやって取ったらいいですか?