ドル円相場のボラテリティが上昇したらエントリーするEAをEAつくーるで作成してみた
外国為替市場で多きく稼ごうと思ったら相場の動きが活発な時を狙うのが一番です。スキャルピングでコツコツ稼ぐのもいいですが、長い目で見ると相場の大きな流れを掴んでトレードする手法が生き残る確率が高いような気がします。
相場の大きな動きを捉えるという手法で有名なのがブレイクアウト手法で長い歴史があります。古い手法でありながらいまだに有効であるということを考慮すると相場の大きな流れを捉えようとする試みは今後も機能するのではないかと期待できます。
相場の変動率を表すATRはスキャルピングのフィルターとしてよく使われていますが、今回はフィルターとしてではなくエントリーロジックとして活用してみたいと思います。
相場の動きが活発になればなるほどATRの数値は上昇していきます。そこでATRがある数値をブレイクしたらエントリーするという非常にシンプルなロジックでEAを作成してみました。
しかし、ATRでは変動率はわかるものの相場の方向に関してはまったくわからないので、移動平均線を使って売りか買いかを判断します。移動平均線をトレンドフィルターに使いATRをエントリーのトリガーとして使用するという作戦ですね。
対象とする通貨ペアはドル円です。ドル円はあまり動かないことが多いのですが、動くときは結構動くのでその瞬間を狙っていければ儲かりそうです(笑)
ATRの使い方はいろいろあると思いますが、エントリーのシグナルとして使うことは珍しいと思います。それではちゃんと機能するのかEAつくーるでEAを作成して試してみました。
バックテストはドル円1時間足で外為ファイネストのMT4を使用しています。
相場のモメンタムを捉えるという点では悪くないロジックだと思います。どうせATRを使用するならストップロスやテイクプロフィットにもATRを使い可変化、さらにATRトレイリングストップも搭載するくらいのこだわりが欲しかったですね。もっと頑張れ俺^^;
とは言うもののロジック作成のひとつのアイデアとして考えるとそれほど悲惨なものではなさそうなので、エントリー方向の確認をもっときちんとやれば素晴らしいパフォーマンスのEAになる可能性もゼロではありません。
現状ではトレード回数が少なすぎるので、トレンド判定をもっときちんとするとともにエントリー判定を緩くするなどの調整が必要でしょう。マルチロジックEAの中の一つのロジックとして使用するのではトレード回数が少なくてもごませるのでしょうけど組み合わせるロジックとの相性を考えると簡単な作業ではなさそうです。
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