売りエントリーのみで勝負するスキャルピングEA Pips_miner_EA_AUDNZD

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OpenClipart-Vectors / Pixabay

ねこ博士の人気EA Pips_miner_EAはまだまだ絶好調

あのねこ博士が作った大人気EAPips_miner_EAは実に1550本以上も売り上げるほどの大人気EAとなりました。たまに大きく負ける期間もあるようですが、すぐに取り返すので全体的には右肩上がりの収益曲線を描いています。


最大ポジション数3、ストップロス80pipsという設定なので同時に三つのポジションがストップロスにかかってしまうとグラフのようにガクンと収益曲線が落ち込んでしまいます。

一方、テイクプロフィットが8pipsという設定なのでフォワードテストでの勝率も86%と高く、負けた分をコツコツと取り戻していってくれます。

いかにもスキャルピングEAらしいトレードをするので、慣れている人には扱いやすいEAと言えるのではないでしょうか。

Pips_miner_EAのAUDNZDバージョンは売りエントリーのみで勝負する

このように典型的なスキャルピングEAであるPips_miner_EAのAUDNZD版であるPips_miner_EA_AUDNZDはどのようなEAなのでしょうか。

一番の特徴はなんと言っても売りだけでエントリーするロジックを採用していることでしょう。1月の現時点までのトレード回数は5回なのですが、全て売りのみのトレードとなっています。

Pips_miner_EA_AUDNZD1月のフォワードテスト

Pips_miner_EA_AUDNZD1月のフォワードテスト

このEAはなぜ売りのみで勝負してるのでしょうか。

この答えはEAの詳細ページに書かれていました。

AUDNZDでは、『日付をまたぐトレード』をした場合に、
スワップという手数料を支払う必要があるのですが、
これが「買い」のトレードのほうが、スワップ金額が高額になるため、
買いのトレードをすることをなくし、
「売りのみ」に特化したトレードを行うことで、
上記の【高額なスワップ払いのデメリット】をなくした、
というトレードのスタイルとなっております。

売りのみのエントリーしたのはマイナススワップを払いたくないという理由からだったのですね。一昔前にキャリートレードが流行りましたが、私は普通にシステムトレードをしていたのでマイナススワップにはかなり悩まされました。

ポンド円やポンドスイスの売りポジションなどは出来れば持ちたくなかったのですが、システムが売れっていうから(笑)

話はそれましたがこのEAが売りポジションだけなのはこんな理由があったからなのです。

最大ポジション数3、ストップロス80pips、テイクプロフィット8pipsと基本的な部分はPips_miner_EAと共通です。

移動平均線と特殊インジケータと組み合わせたロジックを採用しており、タイムフィルターを組み合わせることで長期間における安定収益を狙っています。

2005.01.01~2018.12.01まで約14年間にもおよぶバックテストをクリアしています。全期間における勝率は89.19%と高く、総トレード数も3247回と1~2日に1回のペースなので使いやすそうなEAだと思います。

2018年11月25日から2019年1月16日までのフォワードテストは絶好調ですが、たまに含み益を抱えるトレードもあるようです。

テイクプロフィットが8pipsと浅いのでポジションの平均保有期間は3時間から4時間と短くなっています。ポジション保有時間が長いと精神衛生上非常によろしくないので、このEAの短さはおおいに歓迎できますね。

フォワードテストを開始した2018年11月25日からのチャートを見ると、どちらかと言えば下げ基調で推移しています。Pips_miner_EA_AUDNZDにとっては有利な相場だった可能性もあります。

Pips_miner_EA_AUDNZDの真価は上昇相場でどれだけ負けないかにかかっていると思うので、今後のフォワードテストの推移を見守っていきたいと思います。

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