フォワード勝率100% 売り専用、買い専用のロジックを備えた高勝率スキャルピングEA The Premium EA – GOD HAND

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geralt / Pixabay

高勝率のスキャルピングEA

今回紹介するThe Premium EA – GOD HANDはユーロドル1分足で動作するスキャルピングEAで勝率の高さが売りとなっています。

やはり勝率の高いEAというのは気分の良いものです(笑)

勝率の高いスキャルピングEAの特徴としてあげられるのが利小損大のセッティングです。近めのテイクプロフィットと遠目のストップロスは高勝率スキャルピングEAに共通した仕様なのですが、The Premium EA – GOD HANDの場合は少し趣が異なります。

テイクプロフィットは7pipsと極小なのですが、固定ストップロスの設定はありません。これは損切りしないということではなく、内部ロジックで必要と判断した場合には成り行きでクローズするという手法をとっています。

EAのパラメーターを見るとストップロスを設定する項目があるので、回線やサーバーダウンなどの緊急時に備えておきたいという人は固定のストップロスを設定しておくことが可能です。どのくらい離して置くかはバックテストをして探っていくしかないでしょうね。

売り買い専用ロジックのEAを同時に走らす

今まであまり他で見たことがなかったのですが、このEAはなんと売り専用のEAと買い専用のEAを同時に動かすようです。一つのEAの中で売りと買いのロジックを共存させている両建てEAはたまに見かけるのですが、売りと買いを分離したシステムは珍しいのではないかと思います。

ストラテジーについてを読むと「両建て:なし」になっていますが、特記事項を見ると両建ての状態になることがある旨記載されています。おそらくトレンドの変わり目などでエントリーした場合に両建てになってしまうケースがあるのではないでしょうか。

積極的に両建てを狙ってドローダウンを軽減しようという考え方ではなく、独立したEAが同時に動いているので結果的に両建てになってしまうということなのだと思います。

テイクプロフィットが7pipsと小さいので両建てしている期間は短いと思いますが、片方のポジションが含み損を抱えている状況で何度も両建てを繰り返し小銭を稼いでくれるメリットは期待できます(*^^*)

最大ポジション数は1と書いてあるのですが一つのEAにつき1ということなので、実際には最大ポジション数は2(買い1、売り1)になるはずです。

ロジックは逆張り系?

The Premium EA – GOD HANDの気になるロジックですが、EAの説明部分を読んでもヒントになることが何も書かれていません。ロジックがバレてしまいますので書く人のほうが少ないと思いますが(笑)

というわけで勝手に推測してしまいますが、高勝率のスキャルピングEAということでおそらくオシレーター系のインジケーターを使った逆張りなのではないかと思います。また、売りと買いのロジックが独立しているのでそれぞれのEAがトレンドフィルターを装備しているのは間違いないでしょう。

と思いつつEAのパラメーターをチェックするとWPR(ウィリアムズ%R)が使われていました。

ウィリアムズ%Rの期間が長いので単純に逆張りしているのではなく、変わった使い方をしている可能性があります。

下向きに進んでいたウィリアムズ%Rが上向きに変わったらエントリーするEAなら以前作ったことがありますが、クローズを工夫すればかなり機能するロジックだったと思います。The Premium EA – GOD HANDも一般的ではないWPRの使い方をしているのでしょうね。

ウィリアムズ%RならEAつくーるでも使えるので興味がある人はどんなロジックなのか探ってみるのも勉強のために良いかもしれません。

バックテスト結果を見ると買い専用EAも売り専用EAもキレイな右肩上がりのカーブを描いています。

The Premium EA - GOD HANDバックテスト結果

フォワードテストは絶好調

フォワードテストに目を移してみましょう。

The Premium EA - GOD HANDフォワードテスト

なかなかいいじゃないですか。

1月6日から検証を開始して20日足らずですが既に21トレードしています。だいたい1日に1回トレードするようなイメージでしょうか。しかし1分足のスキャルピングEAであることを考えると多少物足りなさを覚えるかもしれません。

21トレードして21勝していますので勝率は100%です。さすが高勝率を売りにしているEAだけのことはあります。

ただしフォワードテストのグラフを見てもわかるように損切りロジックを緩めにしている影響で、含み損を抱えている期間は長くなっています。この特性をどう見るかによってこのEAに対する評価は大きく変わっていきます。

わずか7pipsに1pips届かなかったために長きにわたる含み損生活に突入する可能性もあるので、このEAの場合は特にブローカー選びが重要になってきます。スプレッドが狭いブローカー選びが成功への鍵を握っているといっても過言ではないでしょう。

バックテストでの想定スプレッドが驚異の1になっているのでブローカー選びにはものすごく苦労しそうです。

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