かっこいいけど馴染みの薄い一目均衡表
一目均衡表は日本発祥のテクニカル分析ですが、ラインがたくさんあるので初心者にはかなりハードルの高いインジケーターといえるのではないでしょうか。
もし使いこなせたらカッコいいインジケーター選手権なんてものがあったとしたら絶対トップ3に入ると断言できます(笑)
一目均衡表の解説本を読んでいると難しくてとても使いこなせそうな気がしないのですが、もう少しシンプルな方法ならなんとかなりそうです。
一目均衡表を正式な使い方で使ってEAを作るとなると勉強しなければならないことが多すぎて完成までに年単位の時間がかかりそうです
正式な使い方という手綱さえなければ一目均衡表を使ったロジックのアイデアはどんどん湧いてきます。
例えば雲(先行スパンAと先行スパンBにはさまれた区域)や転換線と基準線の位置関係などはトレンドを把握するの役立ちます。特に雲は視覚的にもトレンドを捉えやすいので、ついトレンドに逆らってしまいがちの人はチャートに雲を表示しておくといいかもしれません。
そこで今回はこの雲を利用したEAを作成してみたいと思います。
一目均衡表を使った簡単ロジック
一目均衡表をチャートに表示して眺めていると価格が雲より上にある時は上昇トレンド、下にある時は下降トレンドであることが多いことに気づきます。また先行スパンAが先行スパンBよりも上にある時は上昇トレンド、下にある時は下降トレンドであることが多いようです。
この2つのことから先行スパンAが先行スパンBより上で価格が先行スパンAを下から上に抜けた時はロングエントリー、先行スパンAが先行スパンBよりも下で価格が先行スパンAを上から下に抜けた時はショートエントリーというシンプルなロジックが思い浮かびます。
今回は騙しを防ぐ意味をこめて先行スパンと移動平均線のクロスを使ってEAを作ってバックテストをしてみました。
思ったよりもトレードチャンスを逃しているような気もしないではありません(笑)
もう少し条件をゆるくしたほうがいいかもしれませんね。
コメント