パラボリックSARはMT4のインジケーター群の中でもかなり利用頻度が低いかも
MT4を使ってEAを作り始めてからさまざまなインジケーターを試してきた私でございますが、実はほとんど使ったことのないインジケーターがあります。
パラボリックSAR
名前は聞いたことはあるけど実際にトレードに活用している人ってほとんどいないのではないでしょうか。
チャートに表示してみるとトレンドがわかりやすいように見えたので裁量で試しに使ってみたことはありますが、神インジケーターかなと期待していたのにレンジ相場で往復ビンタを食らってしまいました(T_T)
そっとタンスの奥にしまったのはこkだけのお話です(笑)
それ以来パラボリックSARからはすっかり遠ざかってしましました。
念のため過去記事を振り返ったらMT4用のEAを作成した記事がありました。
こんな記事書いたっけ(^^;
う~ん、記憶にない(笑)
トレンド相場では最強ですが
パラボリックSARをチャートに表示してみました。
トレンドがわかりやすくて神がかったインジケーターに見えませんか?
大きく勝てそうなドリームジャンボタイプのトレンド系インジケーターに見えますよね。
続いて直近のドル円相場でのパラボリックSARの振る舞いを見てみましょう。
パラボリックSARを見ながらトレードすると往復ビンタの連続になります(T_T)
ズバリ、パラボリックSARの弱点はレンジ相場です。
レンジ相場はトレンド系のテクニカル分析の共通の弱点なのですが、パラボリックSARは見た目が強そうなだけに騙されやすいのです。見ているだけでなんとなく勝てそうなインジケーターには注意が必要なのです。
長所を伸ばす
レンジ相場で勝つことは素直に諦めてここはやはり長所を伸ばしていく方向でいかないと明るい未来はまず見えてこないでしょう。
パラボリックSARの長所はズバリトレンド相場を敏感に捉えられることです。トレンドの方向にエントリーして利を伸ばしていくトレードこそがふさわしいのではないかと思います。
というわけでパラボリックSARが切り替わった次の足でエントリーしてトレイリングストップで追いかけるというシンプルなロジックが一番なのではないでしょうか。
少し長めの時間足で騙しを避けたい
最近個人的に5分足や15分足のEAを作っていたのですが、パラボリックSARのようなインジケーターはもう少し伸び伸びとした時間足で自分のペースで活躍して欲しいところです。
そんな願いを込めて今回は4時間足を採用しました。
シンプルなパラボリックSARのエントリーロジックにレンジフィルターを組み合わせてエントリーの精度向上を狙います。さらに深めのトレイリングストップビッグプロフィットを目指していこうという作戦です(笑)
最適化してバックテストをしてみると特性が見えてきます。
相場が大きく動きやすいヨーロッパ、アメリカの時間帯にエントリーが増えていく傾向があります。タイムフィルターを併用してみると面白そうな感じですね。
このEAは以下のダウンロードリンクからダウンロードすることが出来ます。
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