ポンド円は元気がいいのが取り柄です
Awesome Oscillatorというインジケーターを使ったEAが面白かったのでさらにこのインジケーターを極めてもいいのですが、あまり一つのことに夢中になると飽きてしまうので違うインジケーターを使ったEAを作成してみたいと思います。
今回はポンド円用のEAを作ってみようと思うので、トレンドタイプのインジケーターで武装していこうと思っています。トレンド系といったらあれですよね、あのインジケーターしかありませんよね。
そうです、トレンド系の代表的なインジケーターと言ったら「移動平均線」です。移動平均線のトレード戦略と言えば移動平均線クロスを使っておけば間違いないのですが、それだけだと面白くないので今回はストキャスティクスをエントリーロジックに採用しています。
だってストキャスティクス大好きマンですから(笑)
ストキャスティクスは一般的に逆張りに使用されるテクニカル指標なのですが、私は順張りの時にも使用します。買われ過ぎたら買え!売られ過ぎたら売れ!という相場の格言もあることですし、思う存分順張りに使ってしまいましょう(そんな格言はない)。
ポンド円は元気がいいのが取り柄なので出来るだけ利を伸ばしてからクローズしたいですよね。そうなるとテイクプロフィットは大きくとっておきたいのでドカーンと300pipsほど弾んでおきました。ストップロスは100pipsです。
クローズロジックにCCIを採用
さあ、クローズロジックはどうしましょうか。前回はウィリアムパーセントレンジ(%R)を使ったら結構いい感じになったので、今回もオシレーター系のインジケーターの中からチョイスしてみましょう。
MT4の分類ではCCIというのはオシレータ系のインジケーターという枠組みに入っているのですが、自分の中ではCCIってトレンド系のインジケーターなんですよね。でも今回は買われ過ぎと売られ過ぎを判断するというオシレーター的な働きを期待して採用しています。
トレイリングストップで追いかけるという方法もあるのですが、バックテストが遅くなるので今回は不採用です。なにしろマシンパワーが貧弱なので(笑)
いずれクローズロジックなしのトレイリングストップだけで追いかけるタイプのEAも作成しますので今回はご勘弁ください。
バックテストをしてみる
ポンド円1時間足チャートでバックテストしてみます。もちろんバリバリに最適化してあります(笑)
ポンド円のEA作って最適化するとどれも同じような収益曲線になりますね。トレーダーズ通貨だけあってテクニカル分析と相性が抜群です。ただこの通貨ペアはどうしてもドローダウンが大きめになってしまうのでそこをどのように解決するかが課題ですね。
ブレイクイーブンを使ってレンジ相場をのらりくらりとかわしていくのが一番簡単そうですが、もっといいアイデアないでしょうかね。
ある程度のドローダウンは覚悟して資金管理を厳格にすることで心臓に優しい運用は出来そうですが、資金効率は悪くなるので積極的にはやりたくはありません。
レンジ相場で有効なポンド円のロジックがあれば明るい未来が開けるかもしれませんが、なかなか難しいんですよね。
カーブフィッティング感満載のEAなので今後の相場でも適応できるかどうかは未知数ですが、ポテンシャルは感じ取れました。今後の展開に期待したいですね。
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