FXにはいろいろな手法がある
MT4を使っているとついテクニカル分析に走りたくなるのですが、FX相場を動かす原動力はやはりファンダメンタルズなのではないかということにうすうす気付いてまいりました(笑)
外国為替証拠金取引を始めてから10年以上たっているのですがさすがに気付くのが遅すぎですよね…
とはいうものファンダメンタルの結果がチャートに表れているのだと考えるとチャートだけ見とけばいいんじゃないかという気もしないではありません。
じゃあお前はこれからどうするんだ?と言われたらきっとこれからもチャートしか見ないのでしょうね(-_-;)
というわけでテクニカル分析ベースの手法を日々考えているわけなのですが、自分一人ではさすがにそんなに多くのアイデアが沸いてくるわけもありません。そンな時は先人たちのアイデアをちょいと拝借した方が時短になるし、脳にも優しいわけなのです。
最近気になっているのはパーフェクトオーダーという期間の異なる3本の移動平均線を使ったトレード手法です。なんかパーフェクトヒューマンに似た語感で儲かりそうな匂いがプンプンしてきますね!
パーフェクトヒューマンだったらおそらく移動平均線を使うことなくパーフェクトオーダーを実現するに違いありません。
まあパーフェクトヒューマンじゃない人は移動平均線のパーフェクトオーダーに頼った方がよさそうですけどね。
MT5で作成したパーフェクトオーダーのEAはこちらにありますので興味のある人はクリックしてみてください。
3本の移動平均線を使ったパーフェクトオーダー
パーフェクトオーダーにも様々な手法があるのでしょうが、今回は移動平均線3本のEAを作成してみたいと思います。
用意するのは短期、中期、長期の移動平均線です。この移動平均線が画像のようにきれいに揃ったときがエントリーのタイミングになります。
イグジットはパーフェクトオーダーが崩れたときですね。
お約束のストップロスとテイクプロフィットも搭載済みですのでご安心くださいw
問題は移動平均線の期間をどのくらいに設定するのかということでしょうか。
ひとまず自分のよく使う期間でセットアップしてみました。
それではそのセットアップをごらんください!!
- 短期線:20
- 中期線:50
- 長期線:120
この数値は門外不出の奥義ですので絶対に口外しないようにしてください(笑)
たわごとはここまでにしておいてさっそくバックテストを開始しましょう。
思ったよりいい結果でびっくり!
さすが門外不出の奥義と言わざるを得ません。
予想ではレンジで相場でメチャクチャやられてしまって右肩下がりになると思っていたのですが、とりあえずはマイナスにはなっていないことを天に感謝することにしましょう。
最適化してお茶を濁す
バックテストがあのような結果になったのはパーフェクトオーダーに責任があるわけではなく、私のパラメーター設定が適当過ぎたためです、たぶん、いや絶対。
門外不出の奥義が聞いて呆れるというものですね。
しかし、手段がないわけではないのです。
ほら、そこのあなたには最適化という強ーい見方がいるではありませんか(-_-;)
というわけで禁断の最適化に励んでみることにしましょうw
ところどころ大きなドローダウンがあるもののいちおう右肩上がりのバックテストを作り上げることが出来ました。
たぶん移動平均線のパーフェクトオーダー単体ではここら辺りの集英曲線が限界なのかもしれませんね。
また今回はドル円というそれほど激しさを感じない通貨ペアを使っているのですが、ポンド円やビットコインなどの激しめの仮想通貨を使ったらもっと良い結果がでるのかもしれません。
ただトレンドフィルターとしての可能性は十分に感じられたので、パーフェクトオーダーのロジックでトレンドを判定して押しと戻りでエントリーするEAを作成したら面白いですね。
移動平均線の代わりに他のインジケーターを使ったパーフェクトオーダーにも興味があります。より騙しを避けられるインジケーターを見つけられたら記事を書くことにします。
この手の簡単なロジックのEAはEAつくーるWeb版でも作成することが可能です。
ぜひチャレンジしてみてください。
これからも既存の使い方にとらわれずに自由な発想を持ってヘンテコなEAを作り続けていきたいと思います。
MT5版のパーフェクトオーダーEA
MT5用のパーフェクトオーダーのEAはこちらにあります。
このEAは移動平均線の並びと傾きによりパーフェクトオーダーを検知するシステムで、テクニカルクローズ機能とトレーリングストップ機能を搭載しています。
MT5の特徴の一つであるマルチスレッドに対応した高速な最適化機能を使いデフォルト設定以外のパラメーターを探してみてください。
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