注文種別

注文の種類 取引
注文の種類

注文種別

クライアントターミナルでは、取引業者に取引オペレーションの実行を要求することができます。さらに、ターミナルでは、オープンポジションの制御と管理が可能です。これらの目的のため、いくつかの取引注文のタイプが使われます。注文は取引オペレーションを行うことの取引業者に対するクライアントの約束表明です。クライアントでは次のタイプの注文が使われます。即ち、成行注文、 指値注文、ストップ(S/L)及びリミット(T/P)です。

◾ 成行注文
成行注文は現在価格で証券を売買することの取引業者に対するクライアントの約束です。この注文の執行は結果として取引ポジションをオープンすることになります。証券はASK価格で購入され、BID価格で売却されます。ストップ(S/L)及びリミット(T/P)注文(以下で説明)は成行注文に付随することができます。成行注文の執行モード は売買される証券によって異なります。
◾ 指値注文
指値注文は事前設定価格で将来に証券を売買することの取引業者に対するクライアントの約束です。このタイプの注文は将来の指値が事前設定水準に到達すると取引ポジションをオープンする場合に使われます。ターミナルで利用できる指値決注文には以下の4つのタイプがあります。

 

MT4のオーダーの種類

MT4のオーダーの種類

1.買い リミット(Buy Limit) : 将来「ASK」価格が事前設定値に到達したときに購入をします。指値価格は現在価格水準よりも低くなければなりません。このタイプの注文は、通常、一定の水準まで下がった証券の価格が上昇すると予測して出します。
2.買い ストップ(Buy Stop) : 将来「ASK」価格が事前設定値に到達したときに購入をします。逆指値価格は現在価格水準よりも高くなけばなりません。このタイプの注文は、通常、一定の水準に達した証券の価格が更に上昇を続けると予測して出します。
3.売り リミット(Sell Limit) : 将来「BID」価格が事前設定値に到達したときに売却をします。指値価格は現在価格水準よりも高くなければなりません。このタイプの注文は、通常、一定の水準まで上昇した証券の価格が下がると予測して出します。
4.売り ストップ(Sell Stop) : 将来「BID」価格が事前設定値に到達したときに売却をします。逆指値価格は現在価格水準よりも低くなければなりません。このタイプの注文は、通常、一定の水準に達した証券の価格が更に下がり続けると予測して出します。

 

Setting of Pending Orders
ストップ(S/L)及びリミット(T/P)の注文は指値注文に付随することができます。指値注文が約定した後、指定されていたストップ(S/L)及びリミット(T/P)水準は自動的にそのオープンポジションに引き継がれます。

 
◾ ストップ(S/L)
この注文は証券の価格が不利益の方向に動き始めた場合に損失を最小限に抑えるために使われます。証券の価格がこの水準に到達すると、ポジションは自動的にクローズします。そのような注文はオープンポジションまたは指値注文に付随しています。取引業者は成行注文または指値注文に付随している場合に限りそれらの注文を受諾することができます。ターミナルはこの注文規定が満たされているかをチェックするすためにロングポジション(買い待ち)にはBID価格で、ショートポジション(売り待ち)についてはASK価格でチェックします。

価格の変動に従ったストップ(S/L)注文の自動化には、トレイリングストップを使用することができます。
◾ リミット(T/P)
この注文は証券の価格が一定の水準に達したときに利益を得ることを意図しています。注文価格がこの水準に達すると、ポジションはクローズすることになります。この注文はオープンポジションまたは未決注文に常に付随しています。注文を要求できるのは成行注文または指値注文と一緒の場合に限られます。ターミナルはこの注文規定が満たされているかをチェックするすためにロングポジション(買い待ち)にはBID価格で、ショートポジション(売り待ち)についてはASK価格でチェックします。
注意 : ◾すべての取引オペレーションの約定価格は取引業者が定めます。
◾ストップ(S/L)とリミット(T/P)注文はオープンポジションについてのみ効力があり(約定され)、指値注文については効力はありません(約定されません)。
◾ターミナルではヒストリーチャートはBID価格で描写されます。また、チャートに表示された注文の一部はASK価格で描写されます。最新のASK価格の表示を有効にするには、ターミナル設定の「Askのラインを表示」にチェックを付ける必要があります。

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